2020.01.18
皆さま、今更ですが、あけましておめでとうございます。
今年のお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、例年通り元日に平安神宮に行ってまいりました。
が、思ったより人が少なくてびっくりでした。
あと、伏見稲荷にも行ってきましたが、こちらも想像よりも人が少なかったので、「何かあったのか」と思いましたが、たぶんたまたま人が少ない時間とかだったのでしょう。比較的ゆっくりできました。
おみくじは、、、想像にお任せします笑
さて、2020年も始まりました。
今年は、そう!オリンピックがある年です!夏の本番に向けて、これからもっともっと盛り上がっていくことと思います。
もちろん、私も楽しみにしています!
しかしながら、このオリンピック終了後、どのような状況になるのか。のほうが、不動産に関わる立場としては重要かなと。
今回は、あくまで、一考察ではございますが、今後の不動産市況をみていきたいと思います。
まず、前提として、これはあくまで予測です。いろいろな話や情報をもとにしています。
2015年~2019年にかけて、京都はいわゆるプチバブルでした。
そう。ホテルの建設ラッシュです。
大手はもちろんのこと、中小企業のビジネスホテル、個人レベルのゲストハウス等が、京都市内に乱立しています。
そして、ホテルの客室数が増加するにつれて、稼働率は低下していっている事実があります。
また、スタッフの確保も難しく、かなりシビアな運営を強いられているところもあると聞いています。
数億円もかけて投資し、数年で撤退など、あってはならないことですが、京都に限って言えば、今後数年の状況次第で、一気に悪化する可能性があるわけです。
その一つが、オリンピック後の来日外国人の減少予測。
京都は、もともとは日本人観光客が多かったものの、近年の院バウント需要より外国人が急激に増加。そのあおりを受けて日本人観光客が減っていると聞きます。
その状況下で外国人の観光客が減ってしまうと、数多くあるホテルの稼働率が一気に悪くなるのは目に見えてわかる現象。
観光都市京都と銘打つものの、対策次第で転び方が変わるというのも事実です。
まだ、大阪万博があるおかげで、2025年くらいまでは期待はありますが、その後の予測は不明です。
あと、オフィス環境も大きく変わります。
京都市役所の工事があと数年で完了。
現在、御池通り沿いに広く散らばっている各部署が集約されると一気に事務所の空室ができてしまいます。
京都市もその辺り自覚しているようで、、していないようで、、、
相場を下げることがいいのか悪いのか、景気判断にも左右されることでもあるので、一概には言えませんが、京都市役所の完成がどう転ぶのかで、オフィス相場も大幅な動きが予測されます。
ここ10年、大型の新築オフィスビルがなく、需要が高まっているにもかかわらず新築オフィスビルが建つ気配もなく、、、
正直、東京の超大型タワービルとかがうらやましいですね。
地上50階にオフィスがあります!とか言いたいですもん笑
高さ規制のある京都では、もう今後は31m以上は建つことは厳しいでしょうし、特定のエリアを定めて、オフィス特区でも作ればよかったのにと思っています。
四条烏丸のオフィスビルも築40年近くのビルが多く、今後10年で建て替えするかどうかの選択を迫られる状況かと思いますし、大手企業集まって、四条烏丸の四条通り・烏丸通りで特例特区を!みたいな動きが起きてほしいですけどどうでしょうか?w
最後に、、、
と、良くない予測ばかり耳にするので、こういう話になってしまいましたが、最後に。
京都という町、思っているよりハイカラなんですよ!
閉鎖的とか伝統を重んじるとか、当然必要なこともありますけど、思っている以上に流行に敏感ですよ?
学生が多いし、若い世代も増えていますし、「京都らしさ」も大切ですけど、もっと流行の発信地になってもいいと思うのですよ。
「和」の町なのに、珈琲もパンも牛肉も消費量トップクラスですよ?「洋」なんですよ??
細かいところにも「洋」の雰囲気溢れていますし、めちゃくちゃ「ハイカラ」ですし。
そういったところ見つけるのも楽しいと思いますよ!
そして、新しい流行を!
本日は、丸毛が担当しました。